男性であれば、一度は煙草を吸ってイイカッコしてみたいと思うはずです。私もその一人でした。特に20代の頃はモテたくて吸っていたような気がします。
疲れ知らずの20代。まさか自分も喫煙が薄毛の原因のひとつになるとは思いもせず、吸っていた事を思い出します。25歳を過ぎたあたりから何となく(既に薄毛に悩みだしていた頃)身体の不調も感じるようになり、タバコも薄毛や抜け毛の原因だと気づいて止めようと考えました。しかし、簡単にタバコを止めることができません。禁煙ができないのです。
「はぁ、また吸ってしまったぁ」止めなければいけないことを自覚した上で、止められない。薄毛の進行も進んでいるのにかかわらず。
結局私は、30歳で坊主を決意しすべてを諦めハゲを受け入れる決断をしたため、30代半ばまでタバコを止めることができませんでした。
今振り返ると、自分の弱さに呆れます。またこうしてAGA治療を始めたりするのだから・・・
喫煙と血管

身体に悪いタバコ、これは周知の事実です。ですので簡単におさらいをしておきたいと思います。
タバコは血管を収縮させ、血液の粘度を高めて血流を低下させます。そのため末梢にある全身の細胞に新鮮な酸素と栄養素が充分に届けられなくなります。これを改善するためにストレスホルモンが多く分泌されて、交感神経の働きが盛んになり、血圧が上昇し、脈拍も増えてしまいます。
一般社団法人 日本健康倶楽部
もし、薄毛で悩みだしている方が、タバコを吸っているのでしたら今すぐ捨ててください。家のごみ箱ではなくコンビニや駅のごみ箱へ。そしてライターなども。吸えない状況を作ってください。意思が弱い方はAGA治療よりも禁煙外来をお勧めします。私と同じような体験はしてほしくないですね。
AGA治療と喫煙

上記の通り、タバコの影響で、血管は、収縮して血流は低下し、栄養も届かず・・・最悪ですね。
もちろんタバコを吸っていても髪の毛に影響が出ない人もたくさんいます。しかし、AGAを発症する人はほぼ間違いなくタバコの影響も受けると思います。
なぜならば、AGAを発症する方の体質はほぼ遺伝です。それに加えてDHTをタバコによって増加させているからです。自分の経験からでも言えます。タバコを吸ってた頃の頭皮は、酷くベタベタです。止めてからもベトベトしてましたが吸っていた頃の方が酷かったと言えます。
また、近年ハーバード大学の研究により、喫煙をすることによってDHTなどの男性ホルモンを増大させるということがわかったのです。
喫煙 = DHTの増加 = AGAの進行
これはほぼ間違いないことでしょう。
個人的考察
何度も言いますが、抜け毛が気になりだした方で、喫煙している方は、今すぐに禁煙をお勧めします。
私のように坊主になってからでは遅いです。
あなたにとって、タバコで得られる一時的気分の高揚や仕草がかっこいいとかは、薄毛やハゲに敵いますか?ハゲてからでは取り返しがつきません。
”百害あって一利なし”
まさにその通りです。やめられないわけありませんので、禁煙外来なら簡単に止められるようです。タバコを吸いたいと思わなくなるみたいですね(友人から聞きました)。
薄毛だけでなく将来的には、ガンを中心とする様々な健康被害の影響を受けるので、そのリスクを減らす意味でもタバコは止めましょう!
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