ハゲる人は、どのみち「ハゲる」という覚悟をもつこと

基礎知識

人それぞれ、背の高さ、目の大きさ、顔の形など、違いますよね。

私たちは、元々遺伝子レベルで決まった体質(遺伝)を持って生まれてくるから「ハゲる人はどのみちハゲる」という事実を受け止める必要があります。20代からハゲ始めた私もその一人です。今日はそんな覚悟を皆さんにも持った上で、育毛に励んでもらいたいと思います。

「どうしてハゲるの?」でも書きましたが、ハゲることが遺伝するわけではなく、5αリダクターゼの活性度と男性ホルモン受容体の感受性、この2つが遺伝による影響が大きいことがわかりました。

つまり、生活環境やストレスとは関係なく、生まれつきハゲやすい体質であるということです。病気の方以外は、成人したくらいでフサフサだと思います。そして早い方だと20代からAGAが始まってしまいます。

抜け毛が多くなると必ず原因を追究しようとする

私は、20代のハゲ始めた頃のことをよく覚えています。6帖一間に一人暮らしをしていて、絨毯の部屋に住んでいましたが、その絨毯が抜け毛でからまっていて掃除機でも吸い取れないような状態でした。初めは、抜け毛が多いなぁ…程度で気にしてなかったのですが、徐々に整髪料とか付けていると薄くなっているのに気づき恐怖を感じました。

何が悪いのか?原因は何なんだ?

当時から理屈っぽい私は、自分なりに考えて仮説を立てては、ひとり試行錯誤していました。今から20年以上も前です。ネット社会でもなく、現在のように明確にこうすれば髪の毛が生えてくるという知識とか、専門クリニックもない時代です。巷には、育毛剤や育毛グッズが溢れていました。知識のない私は、誇大広告を信じ込み、例えば、シャンプーハットのハット部分が上になっていておでこでしっかり固定して頭にお湯を溜めて、頭皮もポカポカと湯舟に浸かった気分のヤツ・・・とか、髪の毛が増える魔法の液体!・・・とか、遠赤外線が出る帽子・・・とか。いくら無駄遣いしたのか。。。

結局、すべて効果はありませんでした。そしてさらに抜け毛はひどくなり、ひと前に出るのが億劫になったのを覚えています。

ハゲの辛さは、ハゲにしか理解できない

美容院に行くと男性スタッフしかいないお店を選んだり、階段を下りるときはわざと順番の最後にいったり、写真を撮る時は日陰を好みアゴが自然と上がり気味、海(プール)は行かない、靴ひもがほどけてもしゃがまない、お辞儀(お礼)もしない。。。と実生活への影響は、ひどかったです。

誰にもハゲてることを知られたく(思われたく)なかった。

この一言に尽きます。20代の青春時代を謳歌していた頃、コンプレックスそのものでした。

そして、自分での改善を諦めた時、皮膚科に勇気を出して相談に行きました。育毛の高級商材とかを平気で売りつけるお医者さんとかいるみたいですが、私は運がよかったのが救いです。

先生から「今治療しても、歳をとれば、どのみちハゲるよ。治療止めたらハゲるし、ずっと治療する覚悟はありますか?」

そして受け入れる

腹が決まりました。

病院の帰り道、電気屋さんに立ち寄ってバリカンを購入し、坊主として生きていくと決めました。

するとどうでしょう!逆に気にならなくなってくるもんなんです。

「どうせ、ハゲてるし。」っていう自虐ネタから、「眩しい!」っていう鉄板ネタまで、いじってもらったりして、自分からハゲアピールができるようになってきました。

薄毛で悩んでる方、あなたは20代ですか?安心してください。ハゲてても結婚できます。外見だけで判断せず中身をみてくれる女性はたくさんいます。

おじいちゃん達が集まっている会話では、必ずといっていいほどハゲネタが出てきます。これは歳をとってからでないとできない会話ですか?

若くてもできますよね!

すべては、「恥ずかしさ」と「プライド」が邪魔してます。あなたの気持ち次第なんです。

受け入れて楽になった上で、育毛に取り組んでみましょう。私は40代半ばです。15年くらい坊主で過ごしています。そして今AGA治療を始めました。

まさに、逆の現象です。

「あの人最近、増えてない?」「やったな、完全にやりよったな」「どうやったんですか?」

なんて声が聞こえてくるのが楽しみになってるんです。

ヤバイどうしよ、髪の毛なくなっちゃう。ハゲたら人生終わった。とか最初は絶望感でいっぱいになりますけど、悩んでても仕方ないから。芸人さんみたくコンプレックスも笑いにしちゃえ!くらいの気持ちで、どうせ生えてこなくてもゼロはゼロだし、まいっか。くらいの感じで始めるのが継続するのにはちょうどいいかもしれませんよ。

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