情報収集をしていると、こんな記事を見つけました。
AGA治療の内服薬を飲み続けていると、耐性ができてきたので3か月間、薬を服用しないでいたらやはり元通りハゲてしまいました。そろそろ3か月経過したので服用を再開します。
私には、この記事を読んで、とても残念な気持ちになりました。
もともとAGA治療薬に抵抗があった私は、副作用もあれば、耐性もあるのか!?服用を止めていた3か月間で元通りの薄毛に戻っていたらそれまでの時間とお金は無駄じゃないか!っと思いました。
ということで今日は、AGA治療薬を飲み続けると本当に耐性がついて、効果が減ってしまうのかについて記事を書きたいと思います。
AGA治療薬の効果
プロペシア
プロペシアの有効成分はフィナステリドといいます。フィナステリドは、AGAの原因となる悪玉男性ホルモン(DHT)を産生させる5αリアクターゼという酵素を阻害してDHTの発生を減らしてくれます。
ミノキシジル
ミノキシジルは、血管拡張です。血管を広げると血流量も増え、血液と一緒に運ばれる栄養分も増加します。毛母細胞に栄養が多く行くため、その活動が活発化し、発毛が促されるという仕組みです。
ともに副作用が僅かながらあります。プロペシアは主に、性欲減退、勃起不全(ED)、射精障害などミノキシジルは、動悸息切れ、多毛症、頭痛めまい、むくみなどがあります。(引用:浜松町第一クリニック、スカルプD)
専門クリニックで処方されるのは、大抵この2つで、同時服用をして数ヶ月を効果が実感できるわけです。しかし、なぜ耐性ができてしまうのでしょうか。
耐性ができて効果はどうなる?

結論から説明すると、服用を10年続けたからといった耐性がつくとは考えにくいです。プロペシアは1997年にアメリカで発売され、日本でもMSD株式会社が2005年に承認を得て多くの人に処方され、臨床成績が蓄積されています。そして、薬剤耐性ができるという事実は報告されていないのが実情です。
ただし、プロペシア単体の処方だと数年程度で効果のピークがきて、徐々に治療効果が落ちてくるのが一般的です。治療効果の減少が、プロペシアの効果が感じにくくなったという患者さんが一定数いること、長期服用で耐性ができるという情報が出てくること、原因と考えられます。
長期使用で効果が薄れてくる主な原因は、頭髪を作り出している毛母細胞の減少だと考えられています。(引用:ウィルAGAクリニック)
つまり、耐性がついたわけではないけど、効果のピークがきて、徐々に効果が落ちていくということです。そしてその理由は、毛母細胞の減少ということです。
では、その毛母細胞を活性化し増やすには、血流を良くするが最善となります。
個人的考察
結局のところ、調べれば調べるほど、薬には髪の毛を増やす限界があって、体内環境を良くして血流を増やすことが一番いいって結論になりませんか!

例えば、風邪を考えると、風邪ひきやすい人は、免疫が少ない。薬に頼る。免疫力が上がらない。風邪をひきにくい人は、しっかり免疫力が高く体内にばい菌をやっつける機能がある。こう考えれば、AGA治療も遺伝的要因はあるかもしれませんが、薄毛になるかどうかの最終ラインは、薬うんぬんではなく、髪の毛に必要な栄養とそれを運ぶ血流が体内にしっかり維持できているかどうか。
薬を服用することで一時的に髪の毛を増やすことはできるが、やはり根本的解決にはなっていない。
だからこそ、その無駄な投資を辞めて、自分自身の体内環境を整えることに重点をおいてほしい。
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