本当にあるのか!? 頭皮に栄養を与える呼吸法

内面アプローチ

私たちが無意識に行っている呼吸は、実は生存本能として行っている呼吸です。私のようにストレスを強く感じるような繊細さんは気づかずに呼吸が浅くなっていて緊張して過呼吸ぎみになり毛細血管まできちんと栄養を届けられなくなっています。「ストレスはAGAの敵と思え」でも書きましたが

血管の収縮は、AGAにとってとても重大な懸念事項です。

かと言って、仕事してるのにストレスフリーなんて無理だよーって誰しもが思いますよね。私もそうです。今日は、そのストレスをできるだけ軽減して、私がこの呼吸法を知ってから毎日実践している「丹田呼吸法」をご紹介します。

自律神経と呼吸の関係

自律神経についてすでにご存知だと思いますが、緊張したり興奮したりしている時が、交感神経。逆に寝ている時や入浴時などリラックスしている時が副交感神経を人間は無意識に切り替えながら生きています。この切り替えがスムーズにできないことでストレスが蓄積され、精神的にダメージを受けてしまいます。

しかし、無意識に交感神経と副交感神経が切り替わるのならどうしようもないじゃん。ってなりそうですが唯一意識的に副交感神経を優位にできる方法があります。それが「呼吸」です。

そして、「丹田」というおへその下(下腹部)を意識した呼吸をすることで「セロトニン」というホルモンの分泌が促され、ストレスや痛みに強くなり精神的にも安定し、血流が良くなり毛細血管まで栄養が届きやすくなります。結果、頭皮にも栄養が行き届き毛根を強くするということです。

私は、この呼吸法を知ってから、毎日10分から15分程度実践していますが、一生続けていこうと思っているくらい効果を実感しています。集中力と頭の冴えがバツグンによくなっている感じです。(今までどんだけ頭に酸素いってなかったんだろ?)まだ始めてから10日くらいでこの記事を書いているのでストレス耐性までお伝えはできませんが、継続することで徐々に身体がよくなってくるイメージです。皆さんもぜひお試しください。

呼吸のやり方

⓪準備 
楽な体制で、肩を上下して肩の力を抜いてください。お尻の穴を閉めてください。
体制は、仰向けに寝ててもいいし、椅子に座っててもいいし、あぐら組んでもいいし、立っていてもいいです。注意する点は、この呼吸の間(10分から15分間)ずっとお尻の穴を閉めておくことです。意識が逸れるとお尻の穴が開いてます(笑)

①息を吐き切る
身体の力を抜いたまま、おへその下あたり(丹田)に手をあて、長くゆっくりと口から息を吐きます。口をすぼめるようにして息を吐くと、時間をかけて息を吐くことができます。
お腹の中の空気を全て吐き切ります。さらにお尻の穴を閉めて丹田にもうひと踏ん張りし前かがみになってもいいので丹田が背中にくっつくくらいあと一息吐き出します。

②息を吸い込む
吐ききって下腹部が限界まで凹んだら、次は下腹部に空気を入れて膨らませるイメージで息を吸っていきます。このとき、できるだけ自然に任せてゆっくりと鼻から空気を吸うのがポイントです。苦しくて急いで吸うのは控えてください。イメージは、吐き切った状態で背が丸まっているところから血液が上に上昇していって頭まで流れてきたところで背が伸びて真っ直ぐになった感じです。

③充足
めいいっぱい息を吸いこんだら、3~5秒ほど少し息を止めてください。
この時に血液がたくさん酸素を頭の頂点まで運んでくれているイメージをしてください。
再び息をゆっくり長く吐いていきます。

④繰り返す
以上を10~15分ほど繰り返し行います。呼吸に合わせて身体の緊張がほぐれていくイメージを頭に浮かべながら行うことで、実際のリラックス効果も高まります。また、①の吐き切る所でお腹に力が入りますがその時に同時に肩にも力が入りがちなので、肩を上下に動かして力を抜く事も意識するといいと思います。まだ初心者の私は、肩に力がはいってしまいます。

効果がある理由

この呼吸法は、深く息を吐き切る点がポイントで、このときお腹のスペースは小さくなります。お腹と背中がくっつくくらいぺったんこ。
ぺったんこになると静脈が圧迫され、血液が心臓に戻ってこなくなります。

すると、血液を回すための交感神経にスイッチが入ります。(おーいどうした血液が戻ってこないぞ)
ここでお腹をゆるめて息を吸うと、交感神経の働きで一気に血液が心臓に戻ってきます。そこで身体があわてて副交感神経を活性化させ、バランスをとろうとします。その流れによって結果的に、副交感神経の働きが強まっていきます。
詳しくお伝えすると、以下のようなメカニズムになります。

息を吐き切ると
胸腹腔内圧が上昇して(お腹がぺったんこになる)
さらに、大静脈が圧迫されて血液が戻りにくくなり、心拍出量が減少し、血圧が低下
そして、交感神経が活性化し、末梢血管が収縮し頻脈になる。
息を吸い始めると、静脈から一気に血液が心臓へ流れ込み、心拍出量が増加し、血圧が上昇
そして、副交感神経が活性化し、末梢血管が拡張し徐脈になります。


この流れがリラックス効果をもたらすので、まずは「最後のひと息を踏ん張って完全に息を吐ききること」を意識することがコツになります。

考察

私がお風呂に入っている時、湯舟で半身浴しながらこの呼吸法をしてみると、息を吸い込んだ時、末梢血管にあたる指先の血管がじんわり広がる感覚(ジンジンと血圧が上がってる感覚)がわかります。お尻の穴をギュッと閉めた状態だとその感覚はよくわかります。つまり、この呼吸法を実践することは、血流を良くすることそのものです。ミノキシジルを使用しなくても血流を良くすることができるのです!湯舟に浸かりながらするのは個人的なやり方で、心臓への負担を考えると無理しすぎないようにしてほしいですが、かなり効果的と言えます。

また、この呼吸法を継続すると、血流促進だけでなく、自律神経のバランスも良くなります。落ち着いて行動できるようになりストレスが軽減しますので皆さんもぜひお試しください。

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