「百薬の長」と言われる酒!飲酒は薄毛になるのか?実体験を語る!

基礎知識

皆さんはお酒好きですか?軽く酔っぱらって楽しい時間をすごしてスッキリして翌日を迎える…そんなお酒なら最高ですね。

私の場合、ビールのひと口が大好きですが、途中からすぐに気持ち悪くなってしまいます。残念ながらあまりお酒を受け付けない身体のようです。しかし、若かりし20代の頃は、暴飲暴食といった感じでアルコール度数の高いお酒を過度の量を頂いてバカ騒ぎしたもんです。

飲酒時の体調の変化

そんな良くお酒を飲んでいた時に感じていた事をまとめたいと思います。

  • 顔が赤くなり、頭皮は皮脂の過剰分泌でベタベタになる。
  • 気持ち悪くなり、吐く。
  • 飲酒時は眠くなるが、2~3時間しか眠れない。
  • 飲酒後、高確率で下痢になる。
  • 明らかな水分不足、脱水症状になる。
  • 飲酒した翌日は、抜け毛がひどい。

多分たいていの方がこのような同じ症状は経験されているかと思います。20代の飲酒していた頃の自分は身体への影響は寝れば治るくらいにしか受けとめず楽しければなんでもOKみたいな感じでした。。今考えると恐ろしいですね。タイムスリップして過去の自分に教えてあげたいくらいです。現在は、飲酒じたいを控えているため飲んでも年に数回程度です。

体内で起こっていること

口から入ったアルコールは、胃で約20%、残りの大部分は小腸で吸収され、血液に溶け込み、はじめに肝臓に送られます。

肝臓でアルコールは、主に、ADH(アルコール脱水素酵素)の働きによって「アセトアルデヒド」という有害物質に分解され、さらにALDH(アルデヒド脱水素酵素)の働きによって無害な酢酸へと変化します。アセトアルデヒドはお酒を飲んだときに顔が赤くなったり、動悸や吐き気、頭痛などの原因となる物質です。肝臓で分解しきれなかったアルコールは、肝静脈を通って心臓に送られます。

そして脳はもちろん全身へと巡っていき、再び肝臓に戻って分解されます。

肝臓でできた酢酸は、血液を通って全身を巡るうちに水と炭酸ガスに分解され、最終的には体の外に排出されます。
また、体に入ったアルコールの一部は、体内で処理されないまま、尿や汗、呼気となって、体の外に排出されます。

https://www.suntory.co.jp/arp/alcohol/

日常から健康に意識している方は、上記のこともご存知だったかもしれませんが、アセトアルデヒドが吐き気、頭痛の原因だったんですね。そしてさらに・・・

発毛と飲酒の関係

アセトアルデヒドは、毛髪にも影響を与えていたのです。

アセトアルデヒドは、血液中の栄養や酵素を押しのけてしまう性質を持つため、頭皮や毛髪に栄養が行き渡らなくなる可能性があります。

さらに、お酒を飲んで顔が紅潮することで頭皮が脂ぎったり、頭がかゆくなって触り心地がベタベタしたりする人には、頭皮環境に悪影響を及ぼすこともあります。

大量のアルコールを摂取して、体内で分解が間に合わないと体内を循環し始めます。

その後、体内に残留したアセトアルデヒドは、男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)として増加していくと考えられています。

分解しきれないほどの量を飲むと、DHTを増やしてしまう。しかし、適度な飲酒は、血行を良くするとも言われるので、自分に合った量を知ることが一番大切だ。

個人的考察

上記の通り、たくさんの記事にも記載されているし、私自身の経験からしても、過度の飲酒は、間違いなく薄毛に繋がることは明らかです。

私もそうだったので何も言えませんが、「今が青春!」「今が楽しければ後はなんとかなる!」という考えがあります。薄毛や抜け毛を気にしている方は、飲みすぎないように心がけることが大切ですね。

ひと昔前は、飲み会や合コン、仕事でのお付き合いなど、飲みの席では、飲酒が半強制的なイメージがありました。しかし、現在は普通に断れますし、飲酒しなくてもイメージが普通に保てる時代になってきましたよね。それが何よりいいことだと思います。

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